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NEWS & 主張

若者がつながる解放運動を 〜九ブロ高校生・青年オンライン交流会
九州ブロック

「解放新聞」(2021.07.25-2997)

 【九州ブロック編集協力員】 「今年の全高はどうなるの?」「九州のみんなに会いたい!」という高校生や青年の声をうけて、6月12日にZoomによる「九州ブロック高校生・青年オンライン交流会」を実施した。九ブロ青年としての活動は、2019年の鹿児島全高・全青後のキャンプ以降おこなわれておらず、久しぶりに顔を合わせての交流会となった。福岡県13人、佐賀県2人、長崎県2人、大分県2人、熊本県1人、鹿児島県6人の、高校生と青年をあわせて26人が参加した。

8月の全高・全青に向けオンライン交流会に参加する福岡の高校生・青年(6月12日・福岡市)

8月の全高・全青に向けオンライン交流会に参加する福岡の高校生・青年(6月12日・福岡市)

 13時30分のスタートを前に、Zoomが接続されると笑顔で手を振る分割画面が少しずつ増えていく。はじめてZoomを使う参加者も多く、最初に画面の音声や切り替えの説明。画面表示を「スピーカービュー」に切り替えると、話をしている人がアップ画面となるので、表示を切り替えてそれぞれが自己紹介。

 つぎは、チャット機能を使ってのクイズで「水平社宣言で一番多く出てくる漢字は何?」「」部落差別解消推進法は全部で何条?」など、部落解放運動や九州に関する3択クイズに回答。Zoomに慣れるためのクイズは、賞品がないにもかかわらず大いに盛りあがった。

 つぎは、5月にひらかれた第3回中央青年運動部会議の報告がおこなわれ、8月開催予定の全高・全青について「活動等の報告がしたい」「分科会での役割はありますか」「狭山のとりくみ報告がしたい」「録画配信について」「開催時間帯について」など、多くの意見や質問がチャットに書き込まれた。

 はじめてのとりくみで、進行がうまくいかずに沈黙が続く場面も多多あったが、いろいろな意見を聞くことができた。休憩中や交流会の終了後も、久しぶりに顔を合わせた仲間と、それぞれ会話を楽しんだ。

 新型コロナウイルス感染症で楽しみにしていた学校行事やさまざまなイベントが中止となった。そのなかで、窮屈な思いをしている高校生にとって楽しみな企画を今後も検討していきたい。

 次回は、もっと多くの参加者を集めて、これからの九ブロの活動をどのように工夫すればできるのか、コロナ後のとりくみもふくめて協議をしていきたい。

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