「解放新聞」(2021.09.05-3001)
敗戦76年の8月15日、戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会が、東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑でひらかれた。雨のなか、150人が参加し、二度と戦争をくり返さない決意を新たにした。部落解放同盟も大西中執らが参加し、献花した。
主催はフォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)。正午に黙禱し、藤本泰成・平和フォーラム共同代表をはじめ、立憲民主党、社会民主党、立憲フォーラム、戦争をさせない1000人委員会から誓いを表明した。藤本共同代表は「すべての犠牲者の失った人生に思いをはせ、その無念を感じ取る日」にと訴え、「教育勅語」を想起させるような多くの陸軍特攻隊員の遺書からも、行間にひそむ各人の思いが胸に迫ると指摘。故・四国五郎さんの戦中詩や故・森滝市郎・原水禁議長の言葉「人間は生きねばならぬ」も紹介して「命の尊厳」の大切さを強調し「戦争の惨禍に命を落とした方がたのまことの思いを受け止め、二度と戦争をくり返さない」と決意を語った。
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