「解放新聞」(2021.12.25-3012)
「世界人権宣言」73周年を記念し、12月6日午後、東京集会を東京・日本教育会館でひらき、517人が参加。「共に生きるとは何か―難民の声、家族の歴史から考えた多様性―」をテーマにフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが講演し学習した。主催は、世界人権宣言中央実行委。
安田さんは、高校生のとき、「国境なき子どもたち」の派遣する「友情のレポーター」でカンボジアを訪れ、同世代のトラフィックト・チルドレン(人身売買された子どもたち)と出会い、貧困や人身売買を知ったことが現在の出発点とふり返り報告。写真を通し、故ウィシュマさんをはじめ外国人を非人道的に扱う入管行政や差別社会の日本に生きる避難者、その背景の紛争の姿を紹介。在日コリアン差別の現実も語り、差別禁止法の必要性も訴えた。
西島藤彦・実行委事務局長が主催者あいさつし、小池百合子・都知事のメッセージを吉村幸子・都総務局人権部長が代読した。
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