【大阪支局】 安中の市営住宅の集合ポストに差別落書が書かれていることが、１月15日に発見された。安中支部と西郡支部は合同で１月19日、八尾市役所前で差別糾弾闘争本部ニュース臨時版を配布し、差別落書について市民に訴えた。

　差別落書は、住民のＡさんが集合ポストに大量に投函されるチラシ配布を断るために「チラシお断り○○（住民の個人名）」と書いた紙をポストに貼っていたところ、その張り紙に赤いペンで「エタノクセニ」と差別落書が書かれていたもの。

　Ａさんは、発見後に老人福祉センターに電話をかけ「家の前のポストに落書がされている。差別落書だと思う。確認してほしい」と訴えた。対応した職員は住所を確認し、別の公共施設（人権コミセン）の職員と一緒に現場へ向かい、確認した。

　早急な対応が必要と考えた両支部では、協議のうえでニュース臨時版を配布したのをはじめ、２月21日には八尾市議会各会派に陳情行動をおこない、八尾市への要望行動もおこなっていく、としている。