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NEWS & 主張

困ったときは支部に 〜アンケート報告集会
大阪・加島支部

「解放新聞」(2022.05.05-3025)

相談先が支部であることがアンケートでわかった(2月8日・大阪市)

相談先が支部であることがアンケートでわかった(2月8日・大阪市)

 【大阪支局】 コロナ禍の暮らしアンケート報告集会を2月8日、淀川区・コミュニティ加島でひらき、同盟員が参加した。主催は大阪府連加島支部(西岡嘉裕・支部長)。

 西岡支部長は「昨年4月に住民アンケートにとりくみ、住民との関わり・相談ができた。加島の特徴として高齢化は大きな問題と思うが、きょうの話のなかで共通の認識をもち、住民交流・まちづくりに活かしていきたい」とあいさつした。

 報告集会では、HRCコンサルティングの飯島照喜さんが加島地域の分析結果を説明。年齢構成では「65歳以上が多く」「一人暮らしが多い」ことがわかった。

 コロナ禍によって「友人との関係に距離ができた」「友人と会う回数が減り、孤独感が増した」という回答が多く、交流の機会が減ったことの課題がみえた。

 そうしたなかで、「日ごろの相談先は支部」という回答が多く、飯島さんは「課題を抱えた人たちは、年齢に関係なく、加島では支部が相談先になっており、信頼関係ができている」とのべた。

 説明を受け、西岡支部長は「高齢で独居の高齢者が多いのが特徴で、支部の運動もその人たちが屋台骨を支えている。また、何かあったら支部に来てもらえる、というのが数字として出たのはよかったのかなと、これからもそういう支部にしていきたい」と決意を示した。

 また、「コロナ禍で人が集まるとりくみ、老人会のお楽しみ会などの行事が開催できないが、高齢者の居場所づくりが大事かなと思う。さらに若い世代に地域のとりくみにどうかかわってもらうかが大事だと報告で感じた。加島のよいところを皆さんと共有しながら、今後の活動にたいする支援の協力をお願いしたい」と訴えた。

 

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