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戦争と原発にさようならを 〜国葬・原発・戦争に反対、台風接近のなか1万3000人

「解放新聞」(2022.10.05-3041)

1万3000人が結集し、国葬反対、原発の再稼働・新増設への反対、安保法制の廃止を訴え、声をあげた(9月19日・東京)

1万3000人が結集し、国葬反対、原発の再稼働・新増設への反対、安保法制の廃止を訴え、声をあげた(9月19日・東京)

 「改憲発議と大軍拡やめろ! さようなら戦争 さようなら原発 「戦争法」強行から7年 福島原発事故を忘れない9・19大集会」が9月19日、東京・代々木公園でひらかれ、台風接近でときおり強い雨が降るなか、1万3000人が結集。部落解放同盟も参加した。安倍元首相の国葬中止、原発再稼働・新増設反対、安保法制廃止を訴えた。

 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「さようなら原発1000万市民アクション実行委員会」の共催。

 小田川義和・総がかり行動実行委共同代表の主催者あいさつ、立憲野党国会議員3人の連帯あいさつのあと、多くの市民が発言。ルポライターの鎌田慧さんが「国葬、原発、安保法制を力を合わせて阻止し、岸田首相にさようならしよう。憲法違反の集団的自衛権の行使容認も閣議決定。国葬という憲法違反も閣議決定。国葬の根拠はない。内閣支持率は29%に低下、国葬反対は約70%。これが世論だ。岸田首相は原発再稼働や新増設もすすめようとしている。この政治を許さず、変えよう」と締めくくり、渋谷、原宿の2コースにわかれ、デモ行進した。

 市民からの発言のなか、改憲問題対策法律家6団体連絡会の大住広太・弁護士は「安倍元首相は立憲主義を破壊する政治をしてきた。国の功績として評価することに強く反対」。作家の落合恵子さんは「福島原発事故から11年半。アンダーコントロールといった人の国葬はお断り。ウクライナ侵攻に乗じ、原発を再稼働、新増設するというのか。はっきり反対を」と訴えた。

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