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NEWS & 主張

「網の目」で行政交渉 〜情報漏えいなど中心に
香川

「解放新聞」(2022.10.15-3042)

 【香川支局】 部落解放・人権政策確立要求2022年度県内「網の目」行動が始まった。8月17日に結団式をおこない、19日のさぬき市を皮切りに9月14日の直島町(なおしまちょう)まで各市町との交渉をおこない、10月21日の県交渉まで行動を展開する。

 結団式では、行動隊を代表して北山武・隊長(県連委員長)が「今回の網の目行動も昨年同様に万全の感染対策のもと実施することになった。時間短縮で限られた時間のなかで市町・県交渉をおこなっていく。とくに三木町においてDV被害女性の個人情報が二度にわたり相手方にわたってしまう事案がおきた。このような事案がおきるのは許せない。個人情報等が漏えいしない対策について追及する」とあいさつ。

 つづいて岡本俊晃・事務局長(県連書記長)が、網の目行動の目的、日程、隊員について説明。情報漏えいなどを中心に交渉をおこなうことを示した。そのうえで「各支部も要求書を参考に網の目行動以降に積極的な交渉をおこなってもらいたい」と提起した。

 岡田真悟・組織規律委員長が、「部落解放・人権政策が確立された同和・人権行政の樹立に向け団結してがんばろう」と発声し、意思統一をはかった。

 結団式後の学習会では、交渉項目、担当隊員の確認、各支部オルグ参加者の確認をおこなった。また、新首長が就任した2市2町との交渉では、部落問題に関する認識と今後の人権・同和行政の推進について基本姿勢を確認することにした。

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