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NEWS & 主張

思想広め活動の深化を 〜西光万吉文化・平和活動奨励賞実行委 第2回総会
和歌山

「解放新聞」(2022.12.15-3048)

運動をおしすすめていこうとよびかけた川口実行委員長(9月20日・和歌山市)

運動をおしすすめていこうとよびかけた川口実行委員長(9月20日・和歌山市)

 【和歌山】 西光万吉文化・平和活動奨励賞実行委員会は第2回総会を9月20日午後、和歌山市・プラザホープでひらき、川口正志・実行委員長ら委員など12人が出席した。第1回の西光万吉文化・平和活動奨励賞受賞式は第79回全国大会でおこない、受賞した6団体を代表し、鳥取市・円通寺人形芝居保存会と、NPO法人人権センターとちぎ・栃木県連が代表し表彰状を受け取った。次回は第81回全国大会で表彰をおこなうことなど事業計画や、公募方法、選考基準などについて協議を続けることを確認した。

 あいさつをおこなった川口実行委員長は、「各地で文化・平和活動に奮闘する六つの団体を6月の全国大会で表彰した。西光さんがわれわれに遺したものを受け継いでいくことの重要性はますます大きい。たがいに手を取りあってこの運動をおしすすめていこう。西光さんが提唱した「不戦和栄」は現在の社会課題、SDGsにも通じる。これからもこの運動を発信し、つなげていきたい」と強調した。つづいて来賓あいさつを赤井中央書記長がおこなった。

 飯田敬文・事務局長が2021年度の活動報告、決算報告、続いて2022年度のとりくみと予算案を提案し確認した。『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議の構成団体加入も報告された。また奨励賞の選考基準については、今後も議論を深めていくことを確認。「水平社宣言」、西光さんの「不戦和栄」をはじめとする思想の具現化へ、活動の継続化を意識してとりくんでいくことを確認した。閉会あいさつをした藤本哲史・実行副委員長は「地道につなげてこられた各地の運動が数多く応募してもらえるようとりくんでいきたい」と第2回への抱負を語り、会を終えた。

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