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NEWS & 主張

ロシアは即時、ウクライナから撤退を

「解放新聞」(2023.03.15-3058)

雨のなか、デモ行進をおこなった(2月24日・東京)

雨のなか、デモ行進をおこなった(2月24日・東京)

軍事侵攻から1年集会とデモで訴え

 ロシアがウクライナを軍事侵攻して1年。即時停戦と撤退を求め、2月24日夜、雨の東京・日比谷野外音楽堂に1000人が結集し、集会とデモ行進をおこなった。部落解放同盟も参加した。主催は、さようなら原発1000万人アクション実行委員会と、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。

 総がかり行動の高田健さんは、死傷者や難民の状況と、プーチン大統領による米ロ間の核軍縮条約履行停止表明・核使用の恫喝(どうかつ)、利潤追求に動く米国の軍産複合体、便乗して東アジアの軍事的緊張をあおり軍拡と増税、改憲、原発推進に動く日本政府を「見逃すことはできない」と指摘。「急務は平和を願うすべての国々と人々が戦争反対の声をひとつにして侵略の即時中止を要求すること」と語り、「侵略軍はただちに撤退せよ。ウクライナに平和を実現しよう」と訴えた。ウクライナの現状報告後、ピースボート、日本国際ボランティアセンター、原子力資料情報室から報告した。

戦争する国づくりを許さず声をあげ

原爆ドーム前でウクライナ戦争の即時停戦を求めるとともに、「戦争する国づくり」に反対する声をあげた(2月23日・広島市)

原爆ドーム前でウクライナ戦争の即時停戦を求めるとともに、「戦争する国づくり」に反対する声をあげた(2月23日・広島市)

 【広島】 ロシアのウクライナ侵略1年を前にした2月23日午後、「戦争する国づくり」をすすめる岸田政権にノー(NO)の声を突きつけようと広島市の原爆ドーム前で「2・23ウクライナに平和を! 大軍拡・大増税NO! 市民集会」がひらかれ、350人が声をあげた。広島県連も政平智春・副委員長を先頭に参加。主催は、戦争させない・9条壊すな! ヒロシマ総がかり行動実行委員会。「広島湾での日米共同軍事訓練中止を求める声明」を採択後、岸田首相の地元後援会事務所まで「戦争する国づくり反対」「広島の声を聞け」と訴え、デモ行進した。

 石口俊一・共同代表が主催者あいさつ。「即時停戦を求め、世界中の人々と声をあげよう。戦争に反対し平和を希求する市民の声がどうつぶされたかを描く漫画『はだしのゲン』を、広島市教委が「被爆の実相に迫りにくい」として平和教育教材から外すという。戦争への道をひた走る岸田政権を止めよう」とよびかけた。安保法制違憲広島訴訟を闘う市民ら3人がアピールした。

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