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NEWS & 主張

差別撤廃と戦争反対を掲げ 〜男女平等へ姫路で第66回全女

「解放新聞」(2023.06.05-3066)

各県連代表が順に会場後方から荊冠旗を掲げ入場した(5月20日・兵庫県姫路市)

各県連代表が順に会場後方から荊冠旗を掲げ入場した(5月20日・兵庫県姫路市)

29都府県連から898人が結集した姫路全女の全体集会(5月20日・兵庫県姫路市)

29都府県連から898人が結集した姫路全女の全体集会(5月20日・兵庫県姫路市)

 部落解放第66回全国女性集会を5月20、21日、兵庫県姫路市内でひらき、29都府県連から898人が参加した。

 1日目、アクリエひめじでの全体集会のオープニングでは、姫路市立花田小学校の金曜バンベ学級の子どもたちがベトナムの獅子舞「ムーラン」を披露した。故・岸田章子・元中央執行副委員長(元中央女性運動部長)への黙とう後、中田中央女性運動部員による「水平社宣言」朗読、荊冠旗入場。議長団に、兵庫県連の北川ふみ子さんと、群馬県連の木闇乙女子さんを選出した。西島委員長の主催者あいさつ、坂本三郎・兵庫県連委員長の地元歓迎あいさつに続き、齋藤元彦・兵庫県知事、清元秀泰・姫路市長、元環境大臣である山口壯・衆議院議員が来賓あいさつをした。来賓紹介と新谷中央女性運動部員による祝電披露後、全女に毎回参加してきた石川一雄さん・石川早智子さん夫妻が、一雄さんの視力低下と足の不調から欠席となり、松永中央女性運動部員がメッセージを代読した。森本同部員が昨年の熊本全女以降のとりくみ経過報告、植村中央女性運動部長が基調提案をおこなった。記念講演として、山﨑中央書記次長が「女性差別とどう向き合うか」を自身の体験を交え、語った。山本中央女性運動部員が集会宣言を読みあげ、確認。2日目には、4会場に分散して、「部落解放運動入門」をはじめ7分科会でさらに学習を深めた。

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