pagetop

NEWS & 主張

「推進法」の改正求め 〜和歌山県議会決議をふまえ要請
鹿児島・九州ブロック

「解放新聞」(2023.08.05-3072)

近畿・九州の部落解放共闘が4年ぶりに交流(7月14日・鹿児島県奄美市)

近畿・九州の部落解放共闘が4年ぶりに交流(7月14日・鹿児島県奄美市)

 【鹿児島、九州ブロック編集協力員】 部落解放地方共闘近畿・九州ブロック第34回交流会が7月14、15日、鹿児島県の奄美大島でひらかれ、近畿から16人、九州から46人、中央共闘会議から2人が参加した。日本復帰70年の奄美群島の歴史に学び、人々の思いを知り、ともに行動を、と交流会の基調を確認。活動報告や基調講演、懇親会、フィールドワークをとおして学習・交流した。4年ぶりの開催。

 ブロック共闘を代表して九州の中川育江・議長(部落解放共闘宮崎県民会議議長)と近畿の朴正隆・部落解放和歌山県共闘会議議長があいさつし、青木真理子・中央共闘副議長が来賓あいさつ。九州の矢田信浩・事務局長(部落解放共闘福岡県民会議議長)の交流会基調の提案後、九州、近畿から共闘活動を報告した。

 基調講演は、下馬場学さん(鹿児島県護憲平和フォーラム)と原井一郎さん(ジャーナリスト、奄美在住)。下馬場さんは、奄美大島をふくめ、沖縄から鹿児島に弓なりに続く島々に基地建設がすすむ現状と闘いを報告。原井さんは、大阪で「孤独死」した奄美出身者の歩みから、奄美の人の「出稼ぎの受難」の背景を語った。

 2日目は、フィールドワーク。奄美市立奄美博物館で日本復帰の経緯と当時の人々の思いにふれたあと、2コースでおこなった。

「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)