「解放新聞」(2023.08.15-3073)
【大阪】 河内水平社創立100周年の昨年7月14日、地元で55年近くとりくんできた識字教室から生まれた手記を記念誌『あゆんだみち』に編んだ富田林支部。101年と1日の7月15日、河内水平社の先人の遺志を引き継ごうと、河内水平社創立大会がひらかれた富田林市・圓光寺敷地内の正門前で記念碑の除幕式をおこなった。田村賢一・河内水平社創立100周年記念事業実行委員会委員長の開会あいさつ、辰巳真司・富田林支部支部長の主催者あいさつに続いて、吉村善美・富田林市長が来賓あいさつし、除幕セレモニーに参加した。
今回、河内水平社初代委員長・北井正一の喜田貞吉にたいする批判「喜田博士の「融和促進」を難ず」の一節「最後の一人の立場に」を刻んだ記念碑を建立。これに合わせ、封建社会からの移行期に差別的陋習(ろうしゅう)の撤廃に尽力した河内国新堂村の泉原・竹田の二翁を顕彰する「明治二十年五月」の碑も、圓光寺境内から移設、記念碑に並置された。
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