【愛知支局】 部落解放愛知県共闘会議は第47期部落解放講座「部落解放をめざす愛知研修会」を６月27日、名古屋市公会堂でひらき、会場・オンライン参加をあわせ１１００人が参加した｡「タイ王国の課題をＳＤＧｓの視点で考える」をテーマに、部落解放東海ブロック共闘連絡会議のタイでの反差別国際研修の報告、タイ・プラティープ財団と連携し外国人介護人材受け入れ事業にとりくむ福井県からの報告、公益財団法人シャンティ国際ボランティア会の八木沢克昌・理事が「アジアの現場型ＮＧＯに関わり40年の経験から見た人権とＳＤＧｓ」と題し講演をおこなった。

　「スラムの子どもたちに向けた教育支援の取り組みについて」と題し､タイでの交流を報告した連合愛知の折口由美・ジェンダー平等多様性推進局長は、２０２１、22年にあわせて39人の奨学生を対象に教育支援金事業をおこなった。誰もが平等に教育を受け就労できるよう、研修やとりくみを県での人権・平和運動に活かしていきたい、とのべた。