事業支援をと夜会に初出店

　【東京支局】 東京朝鮮第五初中級学校の大規模改修事業がすすめられるなか、事業を支援しようと８月５日、夜会（コリアフェスタ）が墨田区の同校でひらかれた。主催は実行委で、卒業生や地域の支援者など１０００人が参加。葛飾・江戸川・墨田の仲間で結成準備中の「東京朝鮮第五初中級学校を支援する会（第五のなかま会）」も焼鳥屋台を出して参加した。日本人による出店は初めてで、この日は１５０食を完売。売り上げを改修事業費の一助とした。

　舞台では同校の現役生や東京朝鮮歌舞団が公演し、大いに盛りあがった。

 

多文化でマダンミニ太鼓づくりも

　【滋賀支局】 「第18回みんな集まれ！ウリハッキョ　マダン２０２３」が８月27日、大津市の滋賀朝鮮初級学校でひらかれ、１０００人が参加した。主催は在日外国人の教育を考える会・滋賀、滋賀県教職員組合、朝鮮文化を考える会チングなどで構成する実行委。コロナ禍で４年ぶりの開催となった。ステージでは同校の園児・児童の朝鮮舞踊やブラジル人学校の児童によるサンバ、大津高校吹奏楽部や地域のサークルなどが多様な演目を披露した。

　校内ではミニ太鼓づくりやポルトガル語教室、屋台には朝鮮やブラジルの料理がならび、初めての参加者は「朝鮮やブラジルの文化にふれて楽しかった。来年も来たい」と語った。