【佐賀支局】 佐賀県連女性部と狭山事件を考える佐賀地区住民の会は佐賀市で10月31日、狭山事件の再審開始を訴えるビラ配りにとりくみ､20人が参加した｡この日はアジア最大のバルーン（気球）イベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」(11月１〜５日)の前夜祭。コロナ感染症拡大を受け開催規模縮小などが続いていたが、今年は４年ぶりに海外選手も参加した国際大会となった。会場周辺では音楽や食を楽しむ関連行事もひらかれ、県内外からの20万人を超す参加者・観光客が楽しんだ。

　ビラ配りでは、女性部手作りのビラおよそ１０００部を、「狭山事件を知っていますか」「石川さんを知ってください」と声をかけ配布。学生や子ども連れの家族など、たくさんの人が受けとってくれた。とりくみは２００２年から継続しており、手書きのイラストを添えたビラとともにサージカルマスクやメモ帳などのグッズを添える工夫を重ねてきた。

　また世界各地からの旅行者にも「ＳＡＹＡＭＡ」を発信しようと、英語版のビラも作成し配布をおこなった。