【京都支局】 第35回ＫＹＯのあけぼのフェスティバル２０２３が昨年10月21日、京都市・京都府総合見本市会館でひらかれ４６２人が参加。男女共同参画社会の実現をめざしてひらかれているもので、府連女性部からも11人が参加した。主催は同フェスタ実行委、京都府、京都府男女共同参画センター。

　会場では加盟団体によるさまざまなワークショップがひらかれ、女性部は府内各地でとりくむＮＰＯや狭山事件の再審を求める活動をパネルで紹介。今年は「私たちのふるさとの文化・歴史のなかの〈皮革〉」をテーマに、福知山市食肉センターの作業を紹介する展示、なめし皮をつかったキーホルダーづくりのワークショップもおこなった。展示を見た参加者は、多くの工程をへて食肉や皮革になることに驚いたようすだった。

　京都の文化や芸術の発展の陰で人々の暮らしや命を支えてきた部落の食肉・皮革産業を多くの人々に伝える機会となった。