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1・17阪神淡路大震災 各地で追悼行事 〜「支援法」充実もアピール
兵庫

「解放新聞」(2024.03.15-3095)

被災者支援の課題が訴えられた(1月17日・神戸市)

被災者支援の課題が訴えられた(1月17日・神戸市)

 【兵庫支局】 関連死も含めて6434人が亡くなった阪神・淡路大震災の発生から29年を迎えた1月17日、兵庫県内をはじめ全国各地で追悼行事がとりおこなわれ、犠牲者を悼んだ。

 また、被災者支援の課題を提起し続けてきた「1・17追悼・連帯・抗議の集い」の実行委有志は同日、神戸市役所前でスタンディング抗議街宣にとりくんだ。

 街宣では参加者らがリレートークをおこない、「行政による借り上げ住宅からの被災者の追い出しは人災だ」とアピールするとともに「被災者支援法」の充実を訴えた。

 神戸市の東遊園地でとりくまれた「阪神淡路大震災1・17のつどい」(3092号既報)では、地震が発生した午前5時46分に参加者が黙とう。今年の灯籠の文字は「ともに」で、1月1日に発生した能登半島地震の被災者と「ともに助け合おう」との思いを灯籠やキャンドルをともして発信した。翌18日は、能登半島地震の発生時刻午後4時10分にも、あらためて黙とうをささげた。

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