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地域からの再審の機運を 〜「わたしたちの狭山」ひらき
大阪

「解放新聞」(2024.04.15-3098)

事件の概要や証拠を解説するパネルが展示された(3月9日・大阪市)

事件の概要や証拠を解説するパネルが展示された(3月9日・大阪市)

 【大阪支局】 地域から狭山再審実現の機運を盛りあげようと、集会とパネル展「わたしたちの狭山」が3月9日、大阪市のすみよし隣保館 寿でひらかれ20人が参加した。主催は住吉隣保事業推進協会。

 集会では、友永健三・理事長が主催者あいさつ。元住吉支部書記長の川口隆男さんが、1969年から続く住吉と狭山闘争との関わりについて報告した。リレートークでは、狭山事件にとりくんできた思いや、大阪でも発生した部落への見込み捜査にもとづくえん罪事件の概要などを語った。

 パネル展では事件の概要や証拠の解説などがまとめられ、万年筆が「発見」された石川さん宅のカモイの模型も設置。参加者は模型の前に立ち、万年筆が隠されていればすぐに見つかることを確認した。

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