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NEWS & 主張

大軍拡に終止符を 〜憲法大集会に3万2千人

「解放新聞」(2024.05.25-3102)

「武力で平和はつくれない」などをプラカードでアピール(5月3日・東京)

「武力で平和はつくれない」などをプラカードでアピール(5月3日・東京)

 憲法施行77年の5月3日、「武力で平和はつくれない

 とりもどそう憲法いかす政治を」と掲げ、「2024第10回憲法大集会」が東京・有明防災公園でひらかれ、3万2000人が結集、部落解放同盟も参加した。憲法の平和主義を覆す「戦争法」(2015年)に続き、「安保3文書」閣議決定(22年)で軍事力を背景にした国家安全保障―「戦争する国」構築へと大軍拡をはかる岸田政権に終止符を打つ闘いを誓った。主催は、平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会。

 小田川義和・戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委共同代表は「4月の日米首脳会談では、自衛隊を米軍統制下に置くことに合意し、世界中の紛争に日米一体で関与する約束までしている。憲法を逸脱し自衛隊員をアメリカの戦争で犠牲にする。事態はここまですすんでしまった」と開会あいさつで強調。ガザ即時停戦の安保理決議や「グローバルサウス」の国々の外交、台湾と韓国の選挙結果を示して米国による軍事ブロック化は国際社会の支持を得ていないと説き「暮らしの改善でもジェンダー平等でも災害復興でも最大の障害の自民党政治を終わらせよう」と訴えた。

 スピーチは伊藤真・伊藤塾塾長(弁護士)と猿田佐世・新外交イニシアティブ代表(弁護士)。4党と市民連合が連帯あいさつし五つの課題でリレートークした。

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