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「真実を求めて」と 〜要請ハガキに思いつづる
京都

「解放新聞」(2024.07.05-3106)

それぞれの言葉で再審開始を訴えた(4月22日・京都市)

それぞれの言葉で再審開始を訴えた(4月22日・京都市)

 【京都支局】 府連女性部が4月22日、京都市の京都府部落解放センターで狭山学習会をひらき、各支部から16人が参加した。

 新谷章恵・女性部長があいさつ、府連事務局の中村詠吉さんが「狭山再審闘争の現状と課題」と題して「家令和典・裁判長はこれまでに科学的証拠の重要性をのべており、先日の三者協議では弁護団がプレゼンテーションをおこなった」と現状を報告した。

 これを受けて安田茂樹・府連副委員長は、「狭山事件は終わっていない。弁護団だけにまかせてはならない。私たちも真正面から闘いを」と訴えた。

 その後、参加者で家令裁判長あての再審要請ハガキをそれぞれしたためた。

 「部落差別による貧困で学校も行けなかった石川さんが脅迫状を書けるはずがない」「弁護団が示した科学的証拠で一刻も早く再審開始を」「石川さんの再審の扉を開けてください」「科学的証拠を重視するなら真実を求めて」など、石川さんのえん罪にたいする心の痛みや、再審への思いを文字に込めた。

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