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NEWS & 主張

8・15に平和を誓い 〜恒久平和へ不断の努力を、千鳥ヶ淵で追悼集会
平和を誓う8・15集会

「解放新聞」(2024.08.25-3111)

「平和への誓いと慰霊のことば」を読みあげる染裕之・平和フォーラム共同代表(8月15日・東京)

「平和への誓いと慰霊のことば」を読みあげる染裕之・平和フォーラム共同代表(8月15日・東京)

 「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」が8月15日、東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑でひらかれ、150人が参加。部落解放同盟も参加し、献花した。戦争の悲惨さと平和の尊さをあらためて深く心に刻み、世界中から争いがなくなることを願い、歴史の忘却を許さず、平和憲法の理念のもと、世界の恒久平和の実現に向け、不断の努力を続けようと誓い合った。

 主催は、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)。

 正午に黙とうし、平和フォーラムの染裕之・共同代表をはじめ、立憲民主党の泉健太・代表(代読)、阿部知子・衆議院議員、社会民主党の福島みずほ・党首、戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏・事務局長が、それぞれの「誓いのことば」を読みあげた。

 染共同代表は、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナの戦禍のなか、多く命が奪われ、街が破壊され、国際法違反の虐殺・拷問、暴行、略奪などの犯罪が報じられていると報告。戦争という極限状態に置かれると人間は想像を絶する残虐な行為にいたると強調し「いかなる理由があったとしても戦争行為はもちろん、戦争にいたる国づくりを許してはならない」と訴えた。平和憲法に逆行して軍備増強にすすむ日本の現状にたいし、戦争を二度とくり返してはならないと世代を超えて語り継ぎ、平和な社会を未来へ確実に引き継ぐことを「私たちに課せられた責務」だと語り、とりくみの決意を語った。

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