【香川支局】 香川県連は８月17日、部落解放・人権政策確立要求２０２４年度県内「網の目」行動の結団式を丸亀市の香川部落解放・人権啓発センターでおこない、行動隊、各支部役員ら50人が参加した。北山武・県連委員長を隊長に行動隊を組み、自治体交渉と各支部オルグを展開する行動｡８月20日のさぬき市から９月３日の高松市まで各市町と交渉し、交渉をふまえて要求書を県に提出し、10月18日に県と交渉する。

　北山委員長は「運動を総括し新たな運動をすすめようと香川県水平社創立１００周年記念レセプションで誓った。支部も総点検し、現状をつぶさに把握して、各支部と一体となり、課題解決のとりくみを考えたい｡地域ごとの課題、行政ごとの課題を明らかにし、あらゆる差別をなくすため、行政関係者、共闘関係者と共通認識に立ち、とりくみたい」とよびかけた。

　県、丸亀市、国会議員、公明党、社会民主党、県共闘の来賓あいさつ後、岡田真悟・県連書記長が行動提起。行動隊の自己紹介後、岡田剛・隊員（県連組織規律委員長）の音頭で団結を固めた。結団式後は学習会をおこない、交渉項目、担当隊員などを確認した。