【和歌山支局】 和歌山県連女性部は５月17日に「全国女性集会参加者現地研修会・フィールドワーク」を群馬県高崎市のたかさき人権プラザを中心にとりくんだ。全女開催地の部落解放運動に学ぼうとこの間とりくみを続けてきたもので、第67回全国女性集会（５月18、19日・群馬県高崎市）の前日におこなった。

　研修は、「高崎市における人権のふるさとづくりをめざす〜倉賀野（くらがの）地区を訪ねて〜」をテーマとして、女性部員22人が参加。群馬県連の平井豊・委員長（元たかさき人権プラザ館長）を講師に、倉賀野水平社創立（１９２３年）など、地区の近世からの運動の歩みや県内ではじめて（関東地方で２番目）の隣保館開設（１９６１年）からの人権のまちづくりのとりくみを学んだ。

　フィールドワークでは差別戒名が刻まれた墓石や九品寺（くほんじ）などをめぐった。