【神奈川支局】 部落解放神奈川県共闘会議、連合神奈川は７月３日、連名で神奈川労働局に「公正採用の実効性を求める申し入れ」をおこなった。連合神奈川からは前島藍・副事務局長､県共闘からは石村卓・議長はじめ12人が参加。神奈川労働局からは加藤未来・地方職業安定監察官はじめ３人が出席した。

　公正採用選考について、「全国高等学校統一用紙」の徹底や面接での不適正質問が根絶できていない現状を神奈川県高等学校教職員組合（神高教）が提起。「統一応募用紙」使用の徹底などで意見交換した。

　公正採用選考人権啓発推進員については、現在の従業員80人以上から50人以上の事業主に義務づけを拡大するよう求めた。

　大学生に向けた実態把握調査については、京都労働局が２０２２〜23年におこなったアンケート調査のとりくみを紹介し、問題提起。神奈川県でも実態把握をすすめるよう求めた。