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大賀正行さん偲び240人〜縁者ら功績と思い出語る
大阪

「解放新聞」(2024.10.25-3117)

西島委員長をはじめ中央本部を代表して2人、地元・大阪の部落解放運動を通じて縁のあった5人が大賀さんとの思い出を語った(10月5日・大阪市)

西島委員長をはじめ中央本部を代表して2人、地元・大阪の部落解放運動を通じて縁のあった5人が大賀さんとの思い出を語った(10月5日・大阪市)

 【大阪】 4月15日に86歳で死去した大賀正行さんは、大阪府連日之出支部初代支部長、大阪府連書記長、部落解放・人権研究所名誉理事、大阪府同和事業促進協議会(現・大阪府人権協会)会長などを歴任。これら4団体の代表がよびかけ人となって10月5日午後、新大阪駅近くの大阪コロナホテルで「大賀正行さんを偲ぶ会」をひらき、全国から240人が集った。

 原田仁・日之出支部書記長の開会で参加者一同が黙とう後、表西貴文・日之出支部支部長、赤井隆史・大阪府連執行委員長が開会の辞をのべた。表西支部長は、大賀さんの生い立ちと高校時代に「日之出少年会」結成いらいの足跡、その人となりを語り、赤井執行委員長は、大阪と第三期の運動に大賀さんの果たした役割をふり返った。列席の議員紹介後、幼少期の大賀さんを育てた祖母・おたまさんの物語に、長谷川義史さんが絵をつけた絵本『おたまさんのおかいさん』を映して、日之出保育所に勤めた俳山世紀子さんが朗読するスライドショーに続き、「在りし日の大賀正行さん」と題し、同促協方式についてのインタビュー、2022年府連旗びらきへのビデオメッセージを上映。「大賀さんとの思い出を語る」では、西島委員長、川口顧問、村井茂・前大阪府人権協会代表理事、寺木伸明・元部落解放・人権研究所代表理事、橘悦二・ティグレグループ代表、中田理惠子・元部落解放・人権研究所啓発企画室長、日之出支部の中本順一さんが思い出を語った。最後に親族を代表して、山中多美男さんがときおり声を詰まらせつつ謝辞と兄の思い出を、妻の大賀喜子さんが感謝をのべ、谷川雅彦・部落解放・人権研究所代表理事のあいさつで閉会した。

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