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NEWS & 主張

情宣やパネル展で市民らに訴え 〜緑の「SAYAMA」ジャンパーで
佐賀

「解放新聞」(2024.12.05-3121)

若者たちにも「狭山事件を知ってね」と声をかける(10月30日・佐賀市)

若者たちにも「狭山事件を知ってね」と声をかける(10月30日・佐賀市)

 【佐賀支局】 佐賀県連女性部と狭山佐賀住民の会は10月30日夕、佐賀市中央大通り周辺での狭山情宣にとりくんだ。背中に「SAYAMA」と書かれたお揃そろいの緑色のジャンパーを着用した25人が、カットバンを同封した女性部手作りのビラを手に、市民らに狭山再審開始を訴えた。

 この日は佐賀市内を中心に毎年開催されるバルーンフェスタ(熱気球の国際競技大会)の街を挙げての前夜祭。ライトアップされた中央大通りでは各所でイベントやパレードも開催されにぎわった。そのなかで国内外からの競技関係者や市民・観光客に声をかけながらオリジナルのビラを手渡した。

 「狭山事件のことが書いてあります」「狭山事件、知っていますか」と声をかけながら、およそ1時間とりくんだ。笑顔でビラを受けとる人、「頑張ってくださいね」と返してくれる市民が例年より多かった。袴田巖さんの再審無罪判決など、えん罪や再審に関する関心の高さが感じとれた。

 佐賀では、狭山スタンディング街宣、バルーンフェスタ前夜祭での情宣を連続して実施。また、11月1日から4日間の日程で佐賀市立図書館2階の中央ギャラリーで「狭山事件パネル展」にもとりくんだ。

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