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NEWS & 主張

高校生、青年が交流 〜部落差別を許さず行動を
東京で全高・全青

「解放新聞」(2025.2.15-3129)

オンライン参加を含め、26都道府県連から435人の高校生・青年らが結集し、学習と交流を深め合った(1月25日・東京)

オンライン参加を含め、26都道府県連から435人の高校生・青年らが結集し、学習と交流を深め合った(1月25日・東京)

 「ひろげよう仲間の輪!深めよう仲間のきずな!〜差別と戦争を許さない社会をつくろう〜」と集会スローガンを掲げ1月25、26日、部落解放第56回全国高校生集会・第68回全国青年集会を東京・日本教育会館でひらき、オンライン参加を含め26都府県連から高校生、青年ら435人が参加した。全体集会と、特別分科会を含めた六つの分科会で学習と交流を深め合った。

 主催者あいさつでは西島委員長が「部落差別の問題をしっかりと考え、学習し、各地で実践を。それぞれの持ち場で部落差別を許さない行動の大きな役割を果たしてほしい」とよびかけた。

 全体集会では、東京都連青年部の宮瀧龍太さんが「水平社宣言」を朗読。地元歓迎あいさつは飯塚康浩・東京都連執行委員長。来賓あいさつは小池百合子・東京都知事(代読、豊田義博・東京都総務局理事・人権担当)。祝電披露のあと、中央青年運動部の深田広明さん(群馬)が基調提案した。狭山事件の石川一雄さん夫妻のビデオメッセージ上映後、「「差別されない権利」と解放運動とあなた〜ネット上の部落差別事件が示す差別されない権利とは」をテーマに河村健夫・弁護士が記念講演した。分科会紹介のあと、集会スローガンを確認し、田中隆晃・福岡県連青年部長が次回開催地(福岡市・8月23〜24日を予定)からのアピールをおこなった。司会は、中央青年運動部の籾山彩さん(大阪)と松本信之助さん(高知)が務めた。 (詳報を予定)

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