「解放新聞」(2025.03.05-3131)
【長崎支局】 全国的な寒波に見舞われた2月4日、ランタンフェスティバルでにぎわう長崎市内で「部落解放共闘九州ブロック県民会議第29回総会・学習会」がひらかれ、活動方針などを決めた。降雪で交通規制がおこなわれることへの懸念から、参加を断念せざるを得ない南九州の人たちもいたが、84人が結集した。
総会後は学習会。長崎人権研究所の橋口和孝さんが「キリスト教受難と戦争の遺構を訪ねて」を演題に、今回、翌日に予定していた大村沿岸をまわるフィールドワークコースのポイントを説明した。キリシタン弾圧やハンセン病関係の歴史、また、入国管理センターの人権問題なども説明した。なお、フィールドワークは降雪で中止となった。
総会では、下町和三・議長(鹿児島県民会議議長)が主催者あいさつし、山﨑幸治・中央共闘副議長が来賓あいさつ。吉村淳治・事務局長(福岡県民会議議長)による活動方針提案など議事のあと、下町議長の音頭で団結がんばろうを三唱した。
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