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NEWS & 主張

狭山勝利へ意思統一〜無念の思い共有し第4次で
拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会

「解放新聞」(2025.04.05-3134)

石川一雄さんの遺志を継ぎ、再審無罪をかちとるまで全力で闘い抜く意思統一をおこなった(3月13日・東京)

石川一雄さんの遺志を継ぎ、再審無罪をかちとるまで全力で闘い抜く意思統一をおこなった(3月13日・東京)

 拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会を3月13日午後、東京・中央本部でオンラインを併用してひらき、23都府県128人が参加した。石川一雄さん死去による第3次再審請求審の終了と第64回三者協議までの闘いの経過を確認。第4次再審の勝利へ、全力で闘い抜く意思統一をおこなった。

 赤井書記長が司会を務め、黙とうを捧げて開会。西島委員長は「狭山の勝利に向け、もう一度しっかりとスクラムを組み、団結してすすもう。無念の思いを共有し、第4次再審闘争にかならず勝利する決意を固め、さらに各地でとりくみを広げよう」と訴えた。

 竹下政行・狭山事件再審弁護団事務局長は、「第64回三者協議で、弁護団が提出した証人尋問を求める意見書などをふまえて次回協議が4月上旬におこなわれることになっていたので、期待していたが、残念ながら第3次再審請求は終了になる」と報告。再審の理念、えん罪を晴らすため頑張る、と勝利への決意を語った。「再審法」改正の重要性も訴えた。

 片岡狭山闘争本部長は、死去の経緯や葬儀についても説明し、第4次再審勝利と「再審法」改正に向け、追悼集会(4月16日13時、東京・日本教育会館)、狭山事件の再審を求める市民集会(5月23日13時、東京・日比谷野音)などを提起。活発に意見交換し、藤本財務委員長が閉会あいさつをおこなった。

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