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NEWS & 主張

脱原発の社会を求め〜さよなら原発で全国集会

「解放新聞」(2025.04.05-3134)

会場の出店ブースでは、脱原発と、狭山事件の再審を求める情宣活動もおこなった(3月8日・東京)

会場の出店ブースでは、脱原発と、狭山事件の再審を求める情宣活動もおこなった(3月8日・東京)

 さようなら原発3・8全国集会が3月8日、東京・代々木公園でひらかれ、3000人が参加、部落解放同盟も参加した。「エネルギー基本計画」「GX2040ビジョン」で原発政策を推進する政府を批判し、脱原発社会の実現を誓った。</J>集会後は原宿、新宿の2コースでパレードした。
 主催は「「さようなら原発」一千万署名 市民の会」。

 呼びかけ人の佐高信さん(評論家)が主催者あいさつし、福島第1原発事故、再処理問題、環境問題、再稼働問題での発言やライブがおこなわれた。福島県平和フォーラムの瓶子高裕さんは「原発事故は収束していない。くり返さないためにも忘れてはならないし、風化させてはならない」と強調。「教訓を再確認し、国の政策の誤りで、ふたたび人々が犠牲を強いられることがないように」と訴えた。

 呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)は「あれだけの事故があり、いまだに被害者が苦しい生活をしているのに責任を追及できない。こんなひどいことが原発政策、原発を支えている日本の政治だ」と指摘した。

 ブース出展では、狭山事件の情宣もおこなわれた。

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