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NEWS & 主張

狭山再審求めブース出展も〜メーデー中央大会で

「解放新聞」(2025.05.25-3139)

狭山再審と「再審法」改正を求める署名にもとりくんだ(4月26日・東京)

狭山再審と「再審法」改正を求める署名にもとりくんだ(4月26日・東京)

  「次代につなぐ 平和の願い! みんなでつくろう 支え合う安心社会と確かな未来(あした)を!」と掲げて4月26日、第96回メーデー中央大会が東京・代々木公園でひらかれ、2万9200人が参加した。「戦後・被爆80年―次代につなぐ平和の特別決議―」と「第96回メーデー宣言」を採択し、「過去に学び、現在(いま)を考え、未来(あした)を見据える年にしなければならない」と労働組合の社会全体への浸透、仲間づくり、人権と平和の確立に向けた思いを共有し合った。

 主催は、日本労働組合総連合会などによる実行委員会。

 部落解放同盟もブース出展し、狭山第4次再審実現と「再審法」改正に向けた署名活動をおこなった。

 主催者あいさつで、芳野友子・中央実行委員長(連合会長)は、「今日ほど「平和なくして労働運動なし」「民主主義なくして労働運動なし」と実感できる日はない」「80年前に多くの方々が尊い命を失い、その犠牲と戦後の復興を支えてくれた数え切れない方々の努力を礎に、今日がある」と語り、戦後80年のメーデーであることを強調。「いまを生きる私たちが、未来に向かって平和を求め続ける決意を新たにするメーデーとしたい」とよびかけた。

 来賓からは、石破茂・内閣総理大臣、福岡資麿・厚生労働大臣、小池百合子・東京都知事があいさつ。来賓紹介のあと、「春期生活闘争の現場から」(永江光都子・サービス連合中執)、「国際連帯・人権尊重の現場から」(ミンスイ・JAM組織グループ組織化推進局/在日ビルマ市民労働組合会長)の2本の「現場からの訴え」がおこなわれ、特別決議(案)と第96回メーデー宣言(案)が提案された。

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