「解放新聞」(2025.09.05-3149)
敗戦80年を迎えた8月15日、フォーラム平和・人権・環境は「戦後80年 戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」を東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑で正午にひらき200人が参加、部落解放同盟も参加した。全戦争犠牲者を追悼して不戦の誓いを確認し、歴史の忘却を許さず、平和憲法の理念のもと、世界の恒久平和実現に向けて不断の努力を、と、とりくみを誓い合った。
正午に黙とうし、染裕之・共同代表が「平和への誓いと慰霊のことば」を捧(ささ)げた。戦禍のなか、国際法違反の犯罪が続く世界の現状と、平和憲法の理念に逆行し「戦争国家」へ踵(きびす)を返す日本に強い危惧を表明し、軍備増強による周辺諸国の相互不信、社会に広がる歴史の否定・歪曲、排外主義を指摘。「戦争の悲惨さと平和の尊さをあらためて深く心に刻み、世界中から争いがなくなることを願い、自由で公正な社会を守るため、平和と民主主義を誓った戦後の原点を見つめ直します」ととりくみを誓った。
近藤昭一・立憲民主党企業団体交流委員会顧問(衆議院議員)、阿部知子・立憲フォーラム副代表(衆議院議員)、ラサール石井・社会民主党参議院議員、内田雅敏・戦争をさせない1000人委員会事務局長も「追悼のことば」を捧げた。
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