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NEWS & 主張

高校生・青年が交流〜地域での実践や思いを共有
第57回全
高・第69回全青

「解放新聞」(2025.09.15-3150)

高校生、青年が各地から結集し、学習を深め、実践を交流した(8月23日・福岡市)

高校生、青年が各地から結集し、学習を深め、実践を交流した(8月23日・福岡市)

 「ひろげよう仲間の輪!深めよう仲間のきずな!~差別と戦争を許さない社会をつくろう~」を集会スローガンに、部落解放第57回全国高校生集会・第69回全国青年集会を8月23、24日、福岡市内の県中小企業振興センターを中心にオンライン併用でひらき、27都府県連579人が参加した。全体集会と、六つの分科会をとおして、全国の高校生・青年が地域での部落解放運動の実践や、学校をはじめ生活のなかでの悩みや思いを共有し交流を深めた。

 地元福岡の代表者による「水平社宣言」朗読につづいて、西島委員長が主催者あいさつ。地元歓迎あいさつとして、福岡県連の組坂繁之・執行委員長もあいさつした。来賓として、服部誠太郎・福岡県知事があいさつ。狭山第4次再審請求を闘う石川早智子さんが登壇し、集会参加の青年から贈られた石川一雄さんを描いた鉛筆画を手に支援を訴え、若い世代のとりくみをとよびかけた。

 基調提案につづき、「全高・全青におけるジェンダー平等について」と題して問題提起もおこなわれた。つづいて、(公社)福岡県人権研究所理事のジェレノー治美さんが「「みんなちがってバリ最高!」~私たちのエンパワメント・連帯から共闘へ~」として記念講演。

 分科会紹介では、各分科会運営のブロック・府県連の代表がそれぞれ分科会の趣旨や日程を紹介し参加をよびかけた。福岡県連が運営した特別分科会は「松本精神・上杉魂を学び・継承しよう!―思いでの地をめぐろう」として、福岡の地で語り継がれるゆかりの地を歩くとともに、講演をとおして学習を深めた。

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