pagetop

NEWS & 主張

一人でも多くの住民に〜あらためて学習深め決意
香川

「解放新聞」(2025.11.15-3156)

石川さんの短歌を紹介しながら、「心に不安と期待、落胆、怒りが満ちても、前を向いて生きた。その無念を晴らすため支援を」とよびかける石川早智子さん(10月4日・香川県丸亀市)

石川さんの短歌を紹介しながら、「心に不安と期待、落胆、怒りが満ちても、前を向いて生きた。その無念を晴らすため支援を」とよびかける石川早智子さん(10月4日・香川県丸亀市)

 【香川支局】 県連は、石川一雄さんの追悼と狭山第4次再審闘争勝利に向けた香川県民集会を10月4日、丸亀市の人権啓発センターでひらき、同盟員や住民の会など共闘する仲間、教育>関係者など70人が参加した。

 集会では追悼映像を視聴し、赤井書記長が第4次再審闘争の現状を報告。石川早智子さんがあいさつし、「さきほどなつかしい写真をいただいた。こうしてあたたかく迎えていただき、覚えていてくれる、一雄さんは幸せだった。彼も「幸せだ」と言っていた。しかしいまも殺人犯のレッテルが貼られたままだ。ひきつづきのご支援を」と訴えた。

 連帯アピールでは、狭山事件の再審を求める坂出・綾歌住民の会の林美模・副会長、部落解放香川県共闘会議の豊田雅人・議長がそれぞれ思いを語り、ともにがんばろうとよびかけた。

 集会に先立って、与北(よぎた)支部は9月25日、東原集会所で狭山学習会をひらいた。澤本健・支部長が、「一人でも多くの住民に知ってもらいたい」とあいさつ。県連の藤本篤哉・事務局員が狭山パンフなどで事件の経過や第4次再審闘争について説明し、ひきつづき新100万人署名活動や要請ハガキ行動などにとりくむことを確認した。

「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)