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NEWS & 主張

「部落探訪」削除へ闘い抜こう~「部落探訪」削除裁判 判決報告集会
大阪・新潟

「解放新聞」(2026.1.25-3163)

次回は府連の適格性が焦点-3支部追加提訴も一緒に審理へ

大阪府連を代表してあいさつした赤井委員長は、12月17日の埼玉訴訟判決に注目しつつ、その内容にかかわらず大阪として闘いを構築したいとのべた(2025年12月10日・大阪市)

大阪府連を代表してあいさつした赤井委員長は、12月17日の埼玉訴訟判決に注目しつつ、その内容にかかわらず大阪として闘いを構築したいとのべた(2025年12月10日・大阪市)

 【大阪】 「部落探訪」削除大阪訴訟の第4回口頭弁論が昨年12月10日午後、大阪市内の大阪地裁であり、府内外から100人が結集した。抽選で40人が傍聴。前回同様、被告Mはウェブ参加し、原告側は第2準備書面を提出した。3支部の追加提訴も合わせて扱う手続きが確認された。第5回口頭弁論は3月12日15時から。

  裁判所近くでひらかれた報告集会では、大阪府連を代表して赤井隆史・執行委員長のあいさつ後、弁護団の南和行、小野順子、中井雅人の各弁護士が今回の内容について説明した。南弁護士は、各記事・動画の差別性を説明した原告の第2準備書面、追加提訴にたいし何ら人格権侵害はないとする被告の答弁書が提出されたことを、小野弁護士は、府連の原告としての適格性を、団体自身の権利侵害と業務遂行権の侵害の2側面から主張したが、裁判所は「任意的訴訟担当論」に補充を求めたことを、中井弁護士は、被告が遠い大阪地裁まで行けないと主張後、大阪に来て「部落探訪」に記事を出す不当性などをのべたこと、などを報告した。

 朝治武・リバティおおさか館長、福島隆志・和歌山県連常任執行委員が連帯あいさつし、髙橋定・大阪府連書記長が5点の行動提起、追加提訴した野崎支部支部長の発声で団結を固めた。

証拠なしに誹謗中傷-正当化はかりMが逆に露呈

新潟訴訟第4回口頭弁論の報告集会では、新潟県連の長谷川均・委員長の音頭で団結がんばろうをおこない、完全勝利を誓い合った(2025年12月10日・新潟市)

新潟訴訟第4回口頭弁論の報告集会では、新潟県連の長谷川均・委員長の音頭で団結がんばろうをおこない、完全勝利を誓い合った(2025年12月10日・新潟市)

 【新潟】 「部落探訪」削除新潟訴訟の第4回口頭弁論は昨年12月10日午前、新潟市内の新潟地裁(鈴木拓児・裁判長)でおこなわれた。被告Mによる県内の部落さらしと新潟県連への誹謗中傷で記事・動画の削除・差し止めと損害賠償を求めた訴訟。今回、誹謗中傷の正当化に向けて、県立高校の確認会に出席した公務員の証人尋問を求める「証拠申出書」をMが提出した。この提出でMは逆に、裏づけもなく確認会のようすを「準備書面1」に書いたこと、証拠なく県連を誹謗中傷したことを露呈させた。

 原告・弁護団は、Mの申出の却下を求める意見書を提出。埼玉訴訟判決をふまえ、主張、立証を補充することも伝えた。次回は3月4日。次々回は6月3日。

 「Mは、準備書面1には、何の証拠も引用せず確認会のようすを事細かく2ページ以上も書いている。一方、今回、確認会の具体的なやりとりの全体像が十分明らかでないとして尋問を申請した。自分の主張のデタラメさを自分で裏打ちした」と弁護団の河村健夫・団長が報告集会(新潟県民会館)で解説した。上野祐・事務局長、近藤正道・副団長も「確認会に関わるMの発信は部落差別のツール。正当性も真実性もない」、「確認会についてのMの情報公開請求では、情報公開審査会は、むしろ県教委は正しいということを答申している」と報告した。

 会場には70人が参加。個人原告の長谷川サナエさんにつづき、7人が連帯あいさつ。「勝利は目前。万難を排して闘い、完全勝利しよう」と長谷川均・県連委員長の音頭で団結を固めた。

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