
「解放新聞」(2026.4.25-3173)
【奈良支局】 奈良県人権保育研究会が2月8日、第49回奈良県人権保育研究集会を橿原市の県社会福祉総合センターでひらき、保育関係者らが参加。五つのテーマの分科会で、活動報告をもとに討議し、実践を交流した。
主催者あいさつで、吉岡伸晃・県人権保育研究会会長は、貧困や児童虐待など、子どもたちをとりまく状況にたいし「部落差別をはじめ身近にあるさまざまな人権問題への気づきと、差別を許さない価値観の育みが大切」とよびかけた。
東元静代・事務局長が基調提案。子どもたちを対象に性の多様性について考える講演活動をしている「にじいろi_Ru」の田中一歩さん、近藤孝子さんが、「性の多様性から『じぶん』について考える」をテーマに記念講演した。
田中さんは、自分の性の悩みを打ち明けられず、周囲に同調してつらい思いをした体験を語るとともに、「子どもたちの言葉には大人から刷り込まれた意識があらわれている。大人たちが「多様な性の存在を「ないもの」にしていないか」と指摘し、「大人が多様な性のあり方を理解したうえで、保育実践や絵本の提供などを考えてほしい」とよびかけた。

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