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43回目の差別戒名法会 ~高野山真言宗がとりくむ
和歌山

「解放新聞」(2026.5.25-3176)

宗団を代表してあいさつした今川宗務総長は、いっそうの人権意識の高揚に努める、と決意をのべた(5月8日・和歌山県高野町)

宗団を代表してあいさつした今川宗務総長は、いっそうの人権意識の高揚に努める、と決意をのべた(5月8日・和歌山県高野町)

 【和歌山】 高野山真言宗は5月8日、和歌山県高野町の壇上伽藍金堂で43回目となる萬民平等差別戒名追善法会を執りおこなった。これまで墓石、過去帳から確認された229霊におよぶ差別戒名を、長谷部真道・高野山真言宗管長・総本山金剛峯寺座主を導師に供養した。中央本部からは西島委員長が出席。和歌山県連から、藤本哲史・委員長、平見良太・書記長、同和問題にとりくむ和歌山県宗教教団連絡会議の赤松明秀・議長、部落解放・人権研究所の代表者などが参列した。

 宗団を代表してあいさつした今川泰伸・宗務総長は「死後も差別の苦しみを負わせた事実を心から反省し、今後も宗団をあげていっそうの人権意識の高揚に努める」と決意をのべた。つづいて、参列者を代表しあいさつした西島委員長は、心のこもった法会に感謝をのべながら、「過去の過ちの反省を一過性にすることなく、しっかりと胸に刻み、一日も早い差別のない社会の実現へ奮闘を」とよびかけたうえで、インターネット上の部落差別や結婚差別など現存する部落差別に目を向け、皆さんの努力で解決の扉をひらいてほしいと、いっそうのとりくみに期待をのべた。

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