
「解放新聞」(2026.8.25-3185)
【長崎支局】 年々暑さが増す状況を考慮し、長崎郷土親興会は、例年8月9日午前中に長崎市内の緑町墓地でおこなっている「原爆犠牲者追悼法要」を、今年は8月8日18時にひらいた。例年の法要は8月9日11時2分の黙とうで締めくくっていたが、真夏に墓地に集まる人々の体調に配慮して日時を変更し、理解を得た。
台風の影響か、ときおり強い風が吹き、暑さがやわらいだ81年目の夏。夕方の法要では、長崎郷土親興会の長門実・会長が主催者あいさつ。長崎市市民生活部・人権男女共同参画室の永田淑枝・室長、部落解放同盟の久保中執、社会民主党の福島みずほ・党首(参議院議員)が来賓あいさつし、読経で法要を終えた。
翌9日にも、前日の法要に参拝ができなかった人や原水禁大会の参加者、また、校区小学校からも多くの人が慰霊碑参拝に訪れた。11時2分、サイレンが鳴り響くなか、緑町墓地でも爆心地に向かい、多くの人が黙とうした。参加者数は2日間で127人だった。
温暖化と会員の高齢化がすすむなか、先人たちから受け継いだ「反戦・反核・反差別」の思いをどう後世につなぐのか。課題に向き合い、法要を続けていく。

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