再審棄却1ヵ年を棄却〜異議審闘争勝利へ決意

 東京高裁に狭山事件の再審を求める集いを、7月7日午後、東京・日比谷公会堂でひらいた。これは、昨年の不当な再審棄却1ヵ年を糾弾し、異議審闘争に勝利することを決意しようともったもので、全国から1,000人が結集した。
 集会では、弁護団の報告を中山武敏・狭山弁護団事務局長からうけたほか、作家で狭山事件の再審を求める文化人の会の呼びかけ人の一人でもある灰谷健次郎さんが「いのちの優しさ」と題した講演もおこなった。
 主催者あいさつにたった組坂委員長は国民的世論を盛りあげるなかから、国会内外、国内外での連帯の闘いを広げていこう、異議審でなんとしても石川さんの無実をかちとる、と決意を示した。来ひんあいさつでは、民主党から小林守・衆議院議員、社民党からは植田至紀・衆議院議員が駆けつけ、それぞれ連帯して再審勝利へとりくむ、と語った。また、石川一雄さんも不退転の決意で闘い抜くとのべた。
 講演のなかで灰谷さんは、社会を変える大きな力は教育とのべながら、狭山事件は一つひとつの命を大切にしない社会の象徴としてあらわれている、完全無罪をかちとることは歪んだ社会をいくらかでも変えることにつながるとの思いをもっている、とみずからの狭山にかける姿勢を示した。
 基調報告のなかで高橋書記長は、この集会を皮切りに気を抜くことなく地道なとりくみを各地で展開しよう、と参加者によびかけた。