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部落問題資料室
コラム
荊冠旗 第2340号/07.10.15
 競合しているはずの大新聞社、朝日、読売、日経が共同のニュースサイトを立ち上げることなどを10月1日発表した。中身は3紙の記事、評論、解説を並べることで、読者にそれぞれ比較検討してもらおう、ということぐらいで、いまのところそれ以上には具体性がない。原則無料だという
▼いま商業新聞の世界で何が起きているのか。いうまでもなく新聞発行部数は7000万部と中国についで世界第2位。普及度もアイスランドについて第2位。すごく安泰のはずだ。ところが販売収入、広告収入が確実に落ちてきているのが現状だ
▼販売収入は少子高齢化による世帯減、若者の活字離れ、サイトでのニュースの無料化、宅配システムの崩壊で苦境に立ちつつある。げんに、ニュースはネットで見て新聞は取らないという若者が増えている。広告もネットで増えている分新聞では減っている
▼世論は新聞が作るという時代は終わりつつある。テレビやネットがその代わりをしつつある。毎朝起きて、新聞をゆっくり読むというのは高齢者だけの楽しみという時代を迎えそうだ
▼商業紙がめざすのはネットなどニューメディアとの融合だ。しかしまだその姿は見えず、模索が続く
▼労働組合などの機関紙も廃止してネットに代える、文章は短くてビジュアルな月刊誌に代えるなどの模索が続く。機関紙『解放新聞』も、より読まれるための紙面改革を、継続してやり抜きたい。

 

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