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部落問題資料室
NEWS & 主張
棄却決定に抗議行動
「解放新聞」(2005.4.4-2213)

 最高裁判所に狭山再審特別抗告棄却決定を糾弾するシュプレヒコールがこだました。3月22日午後、参議院議員会館でひらいた狭山特別抗告棄却決定糾弾! 緊急抗議集会に300人が結集し、最高裁への抗議行動を展開。中央本部をはじめ各地の代表の抗議文を最高裁に突きつけた。24日は、狭山事件再審弁護団が会議をもち、今秋をめどに第3次再審申し立てへ全力をあげて作業にとりくむことを決めた。翌25日には狭山事件の再審を求める市民の会が32万1311人分の新署名を提出し、最高裁に抗議文を手渡した。各地で抗議行動をおこない、第3次再審へ向けた5月24日(東京・日比谷野音)の市民集会に結集しよう。

最高裁に怒りこめ

 緊急抗議集会では、組坂委員長が抜き打ち的、だまし討ち的な棄却決定を怒りを込めて糾弾。全力をあげて第3次狭山再審にとりくむ決意をのべた。石川一雄さんも全力で闘っていくと決意を示した。
 集会では、抗議電報、抗議文を最高裁に集中する▽各地で抗議行動、棄却決定批判の学習会をひらく▽5月24日の集会へ結集する、などの基本方針を確認した。当面の闘いの方向などは、4月上旬の狭山活動者会議・住民の会交流会で協議する。
 集会では、狭山弁護団の中山武敏・主任弁護人が棄却決定の中身を厳しく批判。どんなことがあっても再審開始を求めて闘いつづける、石川さんとみなさんの心を一つにして、最後まで闘い抜く、と力強く語った。
 また、民主党、社民党、市民の会、中央共闘会議、同宗連、I女性会議、反差別国際運動の代表が、ともに闘う、と連帯のあいさつをした。

今秋めどに第3次再審申立

 狭山事件再審弁護団は3月24日午後、東京・松本記念会館で会議をもち、秋をめどに第3次再審請求申し立てへ、新証拠の発掘をはじめとした作業に全力でとりくむことを決めた。会議には石川さん夫妻も参加し、悔しさをバネにがんばり抜く決意をのべた。また、中央本部からは谷元書記次長が、再度、闘いの体制を整えていく、と第3次再審闘争へ弁護団とともに歩むことを示した。
 会議では、中山主任弁護人が、棄却決定当日の状況などを説明。不当な決定の各論点・中身を、出席した弁護人が指摘した。このなかでは、最初に棄却ありきの態度でのぞみ、自白の都合のよい部分だけをつまみ食い的に援用し、一言の論証もなく警察側鑑定を全面擁護したうえで弁護側鑑定を切って捨てる最高裁の決
定に批判が集中した。
 会議には、中山主任弁護人はじめ横田、中北、青木、北村、村本の各弁護人が出席した。

総計75万人の署名提出

 狭山事件の再審を求める市民の会が、3月25日午後、最高裁にこの間集めた新100万人署名、32万1311人分を提出した。昨年10月に提出したものと合計すると75万1600人分の新署名が提出されたことになる。
 この日の行動に参加したのは、庭山英雄・代表、鎌田慧・事務局長、布施哲也・事務局次長、前田憲二さんはじめ、東京、福岡のなかま。抗議文では、一方的、強権的な決定に強く抗議している。
 市民の会では、今後のとりくみとして棄却決定批判の集会・学習会を計画している。

 

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