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圧倒的な勝利判決を~第2次訴訟で闘いを誓う
復刻版出版事件裁判

「解放新聞」(2026.2.15-3166)

圧倒的な勝利判決を得て差別を許さない法整備につなげようと訴えた(2025年12月23日・東京)

圧倒的な勝利判決を得て差別を許さない法整備につなげようと訴えた(2025年12月23日・東京)

 「全国部落調査」復刻版出版事件第2次訴訟の提訴報告集会を昨年12月23日午後、東京・弁護士会館でひらき、11都府県40人が参加した。原告がいないとして第1次訴訟で差し止めから除外された10県について、被告Mが公開する姿勢を見せていることから、10県のうち千葉、静岡、岐阜、富山、福井の5県から個人原告9人が立ちあがり、部落解放同盟とともに差し止めと損害賠償を求めている。弁護団、原告の報告を受け、勝利を誓った(3162号既報)。

 西島委員長は「差別情報を発信し、家族や親戚、ムラに攻撃を加える被告だ。原告になる厳しさ、しんどさは、本人の決意や頑張りだけでは済まない。画期的勝利判決を得た「部落探訪」削除埼玉訴訟以上の圧倒的な勝利判決を得て、判例を積み、差別を許さない法整備につなげよう」と訴えた。

 赤井書記長が司会を務め、指宿昭一、河村健夫、山本志都、中井雅人の各弁護士が報告。▽差し止める権利があることは「差別されない権利」を認めた第1次訴訟で明確だ。10県について公開してもいいというお墨付きではない▽裁判をおこさなければ公開が止まらない状況。法制度の不備を裁判で突破する、止められる法律をつくる、の両方が必要▽「部落探訪」削除埼玉訴訟判決は復刻版第1次訴訟をふまえ、差別者が記事をどう見るかに着目し、個人原告を起点に全削除を認めた。差別について深掘りした、など語った。

 個人原告を代表し、千葉、静岡、岐阜の3人が決意表明。千葉の竹澤和市さんは「千葉は第1次訴訟でも原告がいたが、亡くなり除外された」と報告し、静岡、岐阜からも地元の実状が報告され、支援を訴えた。

 閉会では片岡副委員長が完全勝利の闘いを訴えた。

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