NEWS & 主張
反核・平和へ決意
福島、広島、長崎で
「解放新聞」(2016.09.05-2777)
 被爆71周年原水爆禁止世界大会を7月30日の福島大会を皮切りに、広島大会、長崎大会へとひき継ぎ、「反核・平和」への祈りと決意をあらたにした。
  広島大会では、8月4日、黙とう後、川野浩一・大会実行委員長(原水爆禁止日本国民会議議長)が主催者あいさつ。現役アメリカ大統領初の広島訪問(5月)でオバマ大統領が「自分が生きている間には(核廃絶は)実現しないだろう」とのべたことに失望を表明し、また、「アメリカの核の傘がなくなることで抑止力が低下する」と核廃絶に反対する安倍政権を批判。「核兵器、原発、憲法、沖縄・辺野古、高江へリパッド、平和問題など山積している。すべての闘いを頑張る以外に人類が生き残るすべはない。核も戦争もない世界を」と訴えた。
  海外からは、ドイツ連邦議会のクラウディア・ロート・副議長が登壇し、緊迫する世界情勢のなかでの核廃絶の重要性を指摘。原爆では世界は安全にはならない、日本国憲法は過去も現在も将来にも維持すべき、と強調した。

核とは共存できない
核廃絶・脱原発へと

 被爆71周年原水爆禁止世界大会の福島大会は7月30日、福島県教育会館でひらき、750人が参加。広島大会は8月4〜6日、広島県立総合体育館などでひらき、3000人が参加。長崎大会は8月7〜9日、長崎ブリックホールなどでひらき、2000人が参加した。
  広島大会では、広島県原爆被害者団体協議会の高品健二さんや福島原発告訴団の武藤類子・団長がアピール。藤本泰成・大会事務局長が大会基調を提案し、「原爆を許すまじ」を合唱した。松井一實・広島市長の来賓あいさつ(代読)や、湯ア英彦・広島県知事のメッセージ紹介もおこなった。
  8月9日に長崎県立総合体育館でひらいた長崎閉会総会では、藤本大会事務局長が、今集会の議論に共通しているのは「命」の問題、核と人類は共存できない、良い核も悪い核もない、「核絶対否定」の考え方を基本に核兵器廃絶、脱原発をすすめよう、とまとめた。分科会でのロート・ドイツ連邦議会副議長の報告にもふれ、「日本の福島原発事故で、ドイツでは原発安全神話が崩れ、完全な脱原発を実現した。原発は時代遅れだ」と指摘。「日本は、豊かな日照量、3000キロメートルもの海岸線、7割を占める森林、火山国、太陽光、風力、バイオマス、地熱、潮力と、再生可能エネルギーの素晴らしいポテンシャルがある」と語った。
  集会後、爆心地公園までデモ行進し、原爆投下時刻の11時2分のサイレンを合図に全員で黙とうした。


 

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